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こんな現象が起きたら要注意

外壁塗装は定期的に塗り直しをしなければなりません。
見た目はもちろん、機能性も低下するため、数年に一度は塗り替えが必要ですが、どのタイミングで業者に依頼するか迷うものです。
外壁塗装を行う時期の目安はチョーキングです。
壁に触れた時にチョークのような白い粉が手についたら、チョーキングが起きている証拠であるため、経年劣化していると判断することができます。
また、この現象は白い粉が付着するだけでなく、触った跡が残るほど退色することがあります。
退色すると見栄えが悪くなるだけでなく、劣化が進んでいる状態であるため、塗り直しを検討する時期です。
一般的には塗膜は10年ほどで劣化すると言われています。
そのため、10年近く経っている場合は壁を触って現象が起きていないか確認してみてください。

チェックする際のポイントと注意点

素人でも簡単にチェックできる現象ですが、全ての壁に現れるわけではないため、間違った判断をしないように注意してください。
例えば、リシン吹き付けやジョリパットなどの壁は劣化していてもチョーキングが起きません。
そのため、自宅の壁がリシン吹き付けやジョリパットであれば、他の方法で塗り替えの時期を判断する必要があります。
また、触ってチェックする場所の選び方も重要です。
よく太陽が当たる場所を選んでください。
なぜなら、紫外線が当たる場所が最も影響を受けやすいからです。
出来るだけ上階の南面、西面を選びましょう。
バルコニーのある自宅は、バルコニーの手すりの外側を触ってみてください。
屋根がない場所は傷みが激しいため、確認する必要があります。
チョーキングを確認したらプロに確認してもらい、最終的な判断をしてもらうことが大切ですが、外壁塗装業者の選び方にも注意しなければなりません。
中には悪徳業者も存在し、まだ塗り替える必要がないのに脅されて、契約を迫られることがあるからです。
特に、チョーキングだけを確認して今すぐに作業をしなければならないなどと大袈裟に言うところは、契約をとるために不安を増幅させようとしている可能性があるため、信頼しないようにしましょう。
技術と知識のある優良会社にお願いすることが大切です。