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口約束は危険

外壁塗装は業者に依頼するのが一般的ですが、その際に契約トラブルが発生することがあります。例えば、追加請求です。最初に聞いていた額とは異なり、高額な費用を請求されたという事例があります。通常は見積書などの書面で金額を確認しますが、口頭で伝えてくる業者は要注意です。口約束で交わされた契約は証拠がなく、問い詰めたくてもできないことがあります。長年依頼している業者であっても、口約束で契約を交わすのは控えましょう。騙すつもりはなくても言ったことを忘れたり、勘違いしてしまう場合があるからです。このような契約トラブルを回避するためにも、見積もりは書面で用意してもらってください。また、金額だけでなく、項目ごとに料金が書かれていることも確認しましょう。不明瞭な見積書は何にいくらかかっているのか詳しく知ることができません。ぼったくりの被害に遭わないために、細かくチェックすることが大切です。

仕上がりがイメージと違う

仕上がりのイメージとは大幅に異なる外壁塗装になってしまったという事例も少なくありません。この問題は、業者と依頼主の間でイメージがしっかりと共有できていないのが原因です。塗料の種類や施工内容は書面で確認できますが、見た目のイメージまでは共有できていないことが多いです。雰囲気など認識のズレが起きないように、イメージと近い写真などを見せると良いかもしれません。また、事前に見本で色を確認しながら選びますが、見本のサイズが小さいと仕上がりのイメージが違って見えるため注意が必要です。これは、面積効果、視覚効果が関係しています。実際の面積で仕上がりの色を確認することはできませんが、少しでもイメージと近づけるために大きく印刷されたサンプルで確認をしましょう。さらに、自然に反射された光が当たる場所で確認すると実際のイメージと近づけることができます。また、乾燥すると光沢が出る塗料もあるため、塗料の特徴も確認しておくと失敗しにくいです。他にも様々な契約トラブルの事例があります。外壁塗装は安いものではないため、後悔しないためにしっかりと対策をしましょう。

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