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種類ごとに決められている塗布量

外壁塗装に使用する塗料は、種類によって塗布量が異なります。製品ごとに塗布量が決められているため、通常はその規定量に沿って施工が行われます。塗布量は1kg、1缶分でどれくらい塗ることができるのかを数値で表したもので、この数値を守って施工すると塗料の効果を十分に発揮させることができるのです。しかし、外壁塗装業者の中にも悪徳が存在し、そのような業者は適切な量を塗らないことがあるため注意してください。例えば、決められている量以上に多く使用し、施工費を上げたり、逆に量を削減するなどです。金銭面で損をするだけでなく、施工後にすぐヒビが入ったり剥がれるなど、仕上がりに大きな影響を与える恐れがあるため、悪徳業者に騙されないように、外壁塗装を依頼する側もある程度の知識を身につけておく必要があります。

塗り直しが発生した時のことも考えておこう

塗料によって一斗缶に入っている量は異なりますが、15kg前後であることが多く、この量で塗れる面積は種類ごとに決められています。できるだけコストを抑えたい人は、1缶で広い範囲を塗ることができる種類を選びましょう。同じ値段、同じ量でも1缶で塗れる規定面積が違ったり、同じメーカーでも種類によって塗布量が異なるためチェックしてみてください。また、施工面積にピッタリな量を用意し、余ることなく使うことができればコストが抑えられるというイメージもありますが、塗り残しができたり、依頼していた部分が塗られていなかった、足場の解体作業中に塗装が剥がれてしまうなどのトラブルもあります。そのような場合は塗り直さなければなりません。塗り直し時に用意していた分が足りなくなると、すぐに補修することができないため、塗料をある程度余らせておくことも大切です。中には水で薄めて使用する悪徳業者も存在するため注意してください。見た目にはそれほど影響がなくても、本来の塗膜よりも薄くなり、塗料が持つ機能が発揮できなくなります。外壁塗装の費用は安くはないため、再依頼しなければならなくなったなどと失敗しないように塗布量をしっかり守る業者を選びましょう。