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ひびの種類について

ひびの種類について

外壁は意外と汚れやすい

ひび割れにも様々な種類があります。
浅いひび割れ、深いひび割れ、塗膜の剥がれ、下地からの剥がれなどが挙げられます。
下地までダメージのない場合は「チェッキング」や「ヘアクラック」です。
また、塗膜の底まで割れている場合を「クラック」と呼びます。
外壁塗装でひび割れが起こる原因は、太陽の直射日光を浴びることや、雨風に晒されることで少しずつ劣化をしていきます。
その症状として、白い粉が出るチョーキング、変色、汚れ、カビ、コケ、剥がれ、ひび割れです。
そして通常の経年劣化以外にも、別の原因がいくつかあります。
ヘアクラックは、髪の毛のような細く短いもので、塗装作業の不備や硬質塗膜の塗装によって起こるのです。
また、乾燥によるひび割れは幅が狭い長いひびで、モルタルの乾燥過程で水分の蒸発などが収縮してひび割れが生じます。
構造クラックにおいては幅が広めの長いひびで、建物の構造的な欠陥などもある場合、凍結と融解の繰り返しが原因で、発生します。

その他のひびの原因や塗装の耐久年数

その他のひびの原因や塗装の耐久年数
縁切れによるひび割れは、外壁塗装の境界線などに発生する一直線のひびです。
塗装作業の中断や、一部を塗装した場合にやり直した場合などに塗装面のつなぎ目でひび割れが生じます。
サイディングのひび割れでは、サイディングにひびが入って、割れる状態です。
芯の木材の伸縮や、ねじれやサイディングと、木材の伸縮率の違いからも生じる場合と、サイディングの反り返りが原因の場合もあります。
サイディングボードは、モルタルよりもひびが入る可能性が低くても、定期的な塗替えが必要です。
外壁塗装の直後の不具合は、塗装業者の手抜き工事の可能性もあるでしょう。
塗料を薄めすぎて、塗る回数を減らすことでひびが入る場合もあり、工事直後には気付きにくいのですが、耐久性が落ちるため数年で異変に気付く事例もあります。
塗料を薄める際は塗料によって希釈率が決められていて、油性塗料はシンナーで水性塗料は水で薄めます。
シリコン塗料は、10年から13年、フッ素塗料は15年から20年程持つので、数年でひび割れ、カビなどが発生したら危険です。

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