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汚れにくさがポイント

外壁塗装の耐久性が気になる人も多いのではないでしょうか。
施工費が安くても耐久性が悪いと、塗り替えの頻度が高まって結果的に費用が高額になってしまいます。
そのため、1回の施工費の安さだけで決めてしまうのは危険です。
耐久性を重視したい人が塗料選びで意識すべきポイントは、汚れにくさです。
汚れは劣化につながります。
そのため、耐久性を求める場合は汚れにくい塗料を選ぶのがポイントです。
汚れにくいとされている種類の一つに、セルフクリーニング機能を持つ塗料があります。
これまでの塗料は雨水と塗膜が馴染まず、雨水だけを弾いて汚れが外壁に残ってしまうものが多い傾向にありました。
一方で、セルフクリーニング機能を持つ塗料は、雨水と塗膜が馴染みやすい構造をしているため、汚れも洗い流してくれます。
撥水性のある塗料も汚れにくいイメージがありますが、雨水だけを弾いてしまい、汚れは雨だれ跡として外壁に残りやすいため注意しましょう。
また、防カビ剤入り塗料でカビや藻を発生させないこともポイントです。
塗布する前は高圧洗浄などで汚れをしっかり落とし、その後に防カビ剤入り塗料を塗ることで防ぐことができます。
完全にカビを無くすことは難しいですが、カビはアレルギーの原因にもなるため、防カビも意識しましょう。

避けたい塗料の種類とは？

耐久性を求める場合に避けたい塗料の種類もあります。
それは、合成樹脂や艶なし塗料、弾性塗料です。
合成樹脂は塗膜の表面に静電気が帯びているため、汚れも誘い込んでしまいます。
艶なし塗料は艶ありと比べると、ゴミが付着しやすいのが特徴です。
できる限り艶あり塗料を選んでください。
弾性塗料は塗膜が柔らかいため、ゴミが刺さるように付着し、取れにくいというデメリットがあります。
しかし、ひび割れには効果的なため、何を優先するべきか、よく検討することが大切です。
このように、外壁塗装で耐久性を重視する際は塗料の種類選びが重要になってきますが、汚れにくいというだけで完全に汚れを防ぐことはできない点には注意しましょう。
塗料選びに迷ったときは外壁塗装業者に相談することも検討してみてはいかがでしょうか。

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