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塗料の種類別における外壁塗装の耐用年数

外壁塗装の耐用年数について

外壁塗装の役割としては、「家を守るため」にプラスして「家をきれいに見せてくれる」という側面も持ち合わせています。
雨や風、紫外線などから家を守ってくれ、家の美観を保つ外壁は塗料の種類によって、かなり耐用年数が変わってきます。
外壁塗装は大きく4つの種類に分けることができ、基本的には耐用年数は費用に比例するといわれています。
戸建住宅やマンション・アパートといった建物の一般的な外壁塗装に使用する塗料の主成分は合成樹脂ですが、そこに含まれる成分によって耐久性や見た目に差がでてきます。
こちらでは、それぞれの特徴を種類別に詳しくご紹介していきます。

4種類の外壁塗装とは?

外壁塗装で使用される一般的な塗料は、大きくフッ素塗料・シリコン塗料・ウレタン樹脂塗料・アクリル塗料の4種類に分けられます。

4種類の外壁塗装とは?

フッ素塗料
外壁塗料の中で最も耐用年数が長く、平均15年(12~20年)となっていますが、価格も一番高いため、全部フッ素塗料という建物は少なく、一番雨・風・紫外線を受けやすい屋根に使われることが多いようです。
屋根だけでなく、モルタル壁全般、不燃製サイディング壁に適していますが、下塗り塗料によっては密着性が不十分なケースもあり、剥離の可能性があるので要注意です。

シリコン塗料
耐用年数は約9年~15年で現在もっとも多く使われている塗料です。
ウレタン塗料とこのシリコン塗料で比較され、悩む方も多いでしょう。
紫外線に強く親水性もあるので、汚れを防ぐ効果が高いといわれており、長期的な塗り替えを考えるのであればおすすめです。
メーカーによっても差があり、現在ではウレタン塗料と価格が変わらない製品も増加しています。

ウレタン樹脂塗料
耐用年数は約5年~10年で耐水性、摩耗性に優れており、汚れにも強いといわれている塗料です。
板張りやモルタル壁全般、不燃材、金属製サイディング壁など戸建住宅を中心に幅広い建物に適しています。
価格と耐久性のバランスが良いためシリコン塗料と人気を二分していますが、現在では耐久性の高さからシリコン塗料を選ぶ人が多いようです。

アクリル塗料
耐用年数は約5年と一番短いですが、リーズナブルで軽量、発色が良いという特徴があります。
安価のため、店舗など気軽に外壁の色を変えたい時などには便利です。
紫外線に弱いので屋根などには不向きですが、モルタル壁や不燃材サイディング壁には適しています。

4種類の外壁塗装とは?


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