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外壁塗装にみられる手抜き工事の見極め方とは

手抜き工事は塗り替え時期を早める原因になる

外壁塗装でのトラブルの1つに手抜き工事があります。
手抜き工事によって、どのような影響があるのかわからない人もいるでしょう。
見た目に影響を与えるだけでなく、次の塗り替え時期を早める原因になってしまいます。
塗料や住んでいる地域によって塗り替え時期が異なりますが、通常は10年です。
しかし、手抜き工事によって数年で塗り替えが必要になる場合があるのです。
外壁塗装をして2、3年しか経っていないのにもかかわらず、塗膜が剥がれる、膨れる、チョーキング現象が起きているなど、劣化症状がある場合は注意が必要です。
劣化症状を放置すると建物の耐久性が低下し、建て替えが必要になるほど、ひどい状態になる恐れがあります。
外壁塗装にかかる費用は安くありません。
失敗しないように手抜き工事を見極めましょう。

手抜き工事の事例とは？

外壁塗装における手抜き工事の見極め方は様々ありますが、わかりやすいものは簡易的な足場です。
例えば、鉄パイプをただ繋ぎ合わせただけの足場です。
このような足場は耐久性が低く、施工者が安全に作業できませんが、施工コストを抑えるために、あえて簡易的にしている場合があります。
足場の費用は総額の20〜30%が目安だとされているため、足場代が安すぎる場合は注意してください。
また、元からあるひび割れなどを補修しないといった手抜き工事もあります。
ひび割れを補修せずに塗り直すと、ひびが浮き出てしまったり、そこから雨水が侵入して雨漏りの原因になったりします。
雨漏りは建物の腐食を進ませ、シロアリの発生など様々な影響を与えるので注意が必要です。
他にも塗装前の高圧洗浄や下地処理を行わないという手抜き工事が行われることも少なくありません。
どれも外壁塗装を行う上で重要な作業工程です。
常に作業風景をチェックし、見極めることが難しいため、事前に確認しておきましょう。
施工前の現場調査をしっかり時間をかけて行う業者は信頼できる可能性が高いです。
逆に自宅の周りを1周し、目だけで確認する業者は避けた方が安心です。
少しでも怪しいと思った業者は契約を見送ることをお勧めします。