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わからない部分は具体的な説明を求めよう

外壁塗装を依頼する際は、必ず見積書を作成してもらいますが、総額だけ確認して終わってしまっている人が少なくありません。
項目を見ても見方がわからず、本当に合っているのかどうか判断できない場合もあるでしょう。
見積書の見方を知っていれば、信頼できるのか判断することもできるため、正しい見方を知っておくことが大切です。
まずは、どのような施工が行われるのか把握しましょう。
外壁塗装は通常、塗装作業だけでなく足場の設置費用や高圧洗浄などの費用が含まれています。
工事の名称が書かれている欄をチェックし、何にいくらかかっているのか確認してください。
下準備一式などと記載がある場合は、その一式に何が含まれており、それぞれがいくらなのか確認する必要があります。
また、内部養生費などわからない専門用語が使われている場合も具体的な説明を求めましょう。
一般的には内部養生費には、塗料の飛び散り、付着を防ぐためのビニールやシートを設置する際に発生する費用のことです。
説明を求めた際にあやふやな答えが返ってくる場合や、あまりにも高すぎる費用が加算されていれば注意してください。

見積書を見れば誠実さがわかる

内訳に書かれている単位も要チェックです。
外壁塗装には特別な単位が用いられていることが多く、イメージしにくい場合があります。
資材の長さ(m)や面積(㎡)、体積(㎥)だけでなく、職人1人当たりが1日にかかる工事を「1人工」と表していたり、作業費に「ｍ、㎡、㎥」などの単位が用いられていることもあります。
馴染みのない単位があれば確認しましょう。
このように、見積書の見方がわかっていれば、一つずつ確認することができるため、費用が適正なのか判断することができます。
見積書は業者によって異なり、比較しにくいかもしれませんが、決まった形がない分、その業者の誠実さがわかる重要な書類です。
素人でもわかりやすいように詳細に書かれた見積書は誠実さが伝わってきますが、総額だけ書かれた領収書のようなものを見積書として発行している業者は避けた方が安心です。
悪徳業者も数多く存在するため、騙されないように自分で判断していきましょう。